
業務の担当決めでいつも困ってしまう?
工場に限らず、会社では掃除当番や朝礼の一言担当であったり、若干めんどくさい役割があるかと思います。
そして、その担当を決めるのに、みんな、めんどくさいので必ずひと悶着が起こるかと思います。
そこで、今回はExcelを使ってその担当や順番を簡単に決めてしまえる関数をご紹介します。
RAND関数を使用した自動で担当が決まる便利な表
なんと!
キーボードを1回押すだけで自動で順番が決まります。
これで無用な争い巻き込まれることなく業務が円滑に進みますね。生産性向上間違いなしです。
今回は社員名簿のデータを参照して処理しする方法をとります。社員名簿がExcel版で存在する場合はそちらを使用して下さい。
RAND関数を使用した自動で担当が決まる便利な表の作り方
①まず、社員名簿を作成して下さい。すでに存在する場合はお任せします。
今回はこのような仮の社員名簿を作成しました。

②RAND関数使用する。
下記のRANDのところのセルに
=RAND()
入力して下さい。

ランダムで数字が表示されるかと思います。
「F9」を押してください。値が変わるかと思います。
今回はこの機能を利用します。
③RANK関数を使用する

RAND関数でランダムの数値を振り分けたと思います。
RANK関数ではその値に順番をつけていきます。
=RANK(H5,H5:H24)

これで対象の範囲の値の中での順位がつきます。
順番わかればそれを並び変えるだけで業務を担当する順番に表ができあがります。
ただ、それでは面白くありませんし、見にくい表になってしまうかと思うのでもう少し手を加えていきます。
④朝礼の一言担当表を作る

このような表にすると見やすくなるのではないでしょうか?
もちろん、表示されている内容は関数を使用しているので、わざわざ再度入力作業しているわけではありません。
使用する関数はVLOOKUP関数です。

先程のシートを参照します。VLOOKUP関数用に並び替えた列を作ります。
これでVLOOKUP関数で参照できます。
VLOOKUP関数は1列目が対象になるので並び替えておく必要があります。

=VLOOKUP(D5,社員名簿!I5:L24,2,FALSE)
これで先程のシートから参照できます。
今回はいろんな関数を使用しましたが、1つ1つは簡単な関数なので使いこなせばこれだけ便利な表が作れるようになります。
特にVLOOKUP関数は便利な関数ですので是非覚えておいて下さい。
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